茶の名産地八女市
「鰐八集落」

福岡県八女市黒木町「八女茶発祥の地」と言われる笠原地区。

そのさらに山奥、「鰐八(わにばち)集落」に、八女鰐八の茶山があります。

高い標高による寒暖差と土壌環境が作物を美味しく育てることから、この集落の人々はお茶やお米などの生産を生業としてきました。

過酷な生育環境が、深い味わいをつくる

八女鰐八のお茶は、山間の寒暖差の激しい環境で、お茶にとっては過酷な環境で「じっくり」と生育させます。このように育てたお茶は、その土地ならではの個性と力強い味わいを備えるお茶になります。

-Kanezako-

茶を強く鍛える茶山
"叶追"

標高約600m。四方を森に囲まれた茶山「叶迫(かねざこ)」。

深く、力強い余韻を残すお茶が育ちます。  

品種:やぶきた / 無施肥 / 自然栽培

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-Toge-

おぼっちゃまな茶山
"峠"

標高約600m。南向き日当たり良好な茶山「峠(とうげ)」。

華やかな香り、まろやかな旨みを持つお茶が育ちます。

品種:やぶきた / 自家製肥料施肥 / 有機栽培

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-Mannono-

在来種が生きる茶山
"万野乃"

標高約400mの茶山「万野乃(まんのの)」。希少な在来種*のお茶は、複雑な味わいと華やかな香り。

*在来種とは、昔からその地に根付き品種という概念がない種のこと。深く垂直に根を張り、土中のミネラルを力強く吸収して育つことが特徴で、特有の香りと味わいの幅を備えています。

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鰐八の土地の力

美味しいお茶を育む湧水

山ノ神 湧水

美味しい作物を育てるのに、良いお水は欠かせません。鰐八集落の "山ノ神" から湧いてくる湧水は滑らかな軟水で、この土地が茶の名産地と呼ばれる理由の一つと言われています。

神仏と生きる村人

六地蔵

集落のさらに山奥に"六地蔵"と呼ばれる場所があり、巨大な岩石に彫刻された六体のお地蔵様がいらっしゃいます。
お顔が見えないお地蔵様が一体だけいて、そのお地蔵様は田畑の見回りをしてくださっている、という言い伝えがあります。農閑期には常に全員の顔が見えるとか見えないとか、、、。

是非一度、お地蔵様を覗きにお越しください。